ガーミン EPIX 日常の楽しみに+αの遊びを加える

GARMIN [ガーミン]
ガーミンの時計は、基本的にアクティブなスポーツマンのためにある。とりわけ、この「EPIX」は日の出と日の入り時刻、気象情報、高度計、気圧計、3軸電子コンパスのセンサー類、マップ、事故検知機能、緊急連絡機能など、本格派のアウトドア愛好家を想定した機能が詰まっている。しかも世界2000カ所のスキー場の情報やゲレンデの難易度評価が入った「スキーマップ」を内蔵し、山小屋やトイレ、危険個所などを示す「日本登山地形図」も別売りながら用意されている。さらにはトレイルランニングやマウンテンバイク、トライアスロンやウェイトトレーニングなど、屋内外の40を超えるスポーツにも対応したアプリや機能も内蔵している。なにせこのモデル、“Ultimate Active GPS Smartwatch”を謳っているのだから、まさに本気のスポーツマンにもうってつけの時計だろう。

しかし…である。わたくし運動は苦手じゃないけれど、学校を卒業して以降は基本的にスポーツとは縁遠い生活をしており、ゴルフをたしなむ程度。登山もトレッキングもしないインドア派で、キャンプというか焚火やバーベキューは郊外の別邸にて行うのみ、海に入るのはハワイのみという根っからのエレガント派であるがゆえに(一部誇張あり)、正直「EPIX」のスペックは完全に持て余すだろうなとマニュアルなどを見ながらそう考えていた。
でも違った。この時計には「ウォーク」の機能がついているのだ。実はわたくし、スポーツにはとんとご無沙汰だが、“散歩”は大好き。昨今は散歩番組も増え、ウォーキング愛好家も増えているが、20年くらい前から、取材や撮影で出かけた際には、便の良いところまで1時間程度なら歩いてしまう。特に海外に行くとその傾向が強まり、ミラノ出張の際には、市内各地で行われるインテリアのイベントを細かく見るため歩き回った結果、一日で約23キロも歩いていたほど。それくらい歩くことが苦にならない性質なのだ。
ということで早速ガーミン「EPIX」をつけ、取材先からの帰り道でこの機能を使ってみた。ケース径は47㎜とかなり大型だが、そのおかげで液晶画面の視認性は良い。しかもベゼルはタフなステンレススティール製だが、ケース本体はFRP製なのでかなり軽くて着用感は良い。シリコンラバー製のストラップの肌当たりも柔らかだ。

  • ガーミン
    EPIX Steel/Graphite
    SS×FRPケース、ケース径47㎜、デジタル、重量76g、10気圧防水
    121,000円(税込)
  • 全ての操作をタッチスクリーンに頼るのではなく、ケースサイドには5つのプッシュボタンを備える。キャンプなどでグローブを着用した状態で操作できるのも嬉しいし、寒い冬も手袋を外さなくてもすむので、散歩好きにもとってもありがたい。
  • 音楽をDLせず、スマートフォンの音楽アプリを操作することも可能。ただし散歩中に音楽に夢中になるのは危険なので、外音が聞こえるイヤーカフタイプのイヤホンは必須。
こちらの商品を購入したい方はこちら 「ウォーク」を起動させ、スタートボタンを押すと、距離や位置、心拍数の計測がスタート。ちょうど桜の時期だったので、事前にチェックした桜の名所を巡りながら駅へと向かう。目的地の駅に到着したら、計測を止めてデータを保存する。そしてお楽しみはこれからだ。「GARMIN Connect」のアプリを使ってスマホと連動させると、散歩の情報が読み込まれ、解析される。
今回の散歩は東京都江東区東陽町にある某R社のサービスセンターから営団地下鉄の清澄白河駅までの2.88㎞を歩いた時のもの。桜の写真を撮ったり信号待ちがあったりするので平均スピードはそれほどでもないが、最高速度は時速7㎞。これはジョギング以上の速度であり、自分自身の歩くスピードの速さを自覚する。さらにガーミンが得意とするGPS機能と連動することで、場所ごとのスピードの違いも可視化されるのも面白い。木場公園の一部でスピードが遅くなる場所があるが、これはドッグランでボール遊びをしていたボストンテリアを眺めていたから。そういった散歩中の出来事が、こういう形でデータ化されるのだ。

  • ケース径は47㎜だが、軽いので着用感は悪くない。運動中の視認性や操作性を考えると、このくらいのサイズがいいのかも。
  • 木場公園にて、桜越しに東京スカイツリーを見る。車はもちろんのこと、ジョギングでも見逃してしまいそうな風景を楽しめるのも散歩の醍醐味。
こちらの商品を購入したい方はこちら ちなみに時計側に音楽をダウンロードすると、スマホいらずで音楽も聴けるし、もちろんお金の支払いなどもできるので、本気のアスリートのための機能も万全である。しかもバッテリーの稼働時間も優秀で、スマートウォッチモードなら、フル充電から約6日間連続駆動し、バッテリー節約モードなら約21日間も駆動するので、充電を頻繁に行わなくて良いというのも魅力。しかもタッチスクリーン式ではあるもの上下スクロールをケースサイドのプッシュボタンでもできるというのもよく考えられている。これからグローブ着用時でも操作可能だ。

「EPIX」のSteel/Graphiteモデルは12万1,000円なので、スマートウォッチとしてもかなり高額だ。しかし同社のライバルモデルとなる「fēnix 7 Silver / Graphite」と比較すると、若干の軽量化(-3g)され、液晶画面も高解像度タイプになっているので表示もより鮮明かつ細やかになった。最も使用頻度の高い2時位置のSTART/STOPボタンがオレンジ色に着色され、ちょうどいいアイキャッチになっているのも、使い勝手に良さに繋がっているだろう。

都会派の散歩愛好家には過剰なスペックであるのは事実だが、ちょっとした散歩でさえもエンタメ化してくれる時計は魅力的だし、十分に楽しさを実感できた。ましてや本気のアウトドアやスポーツ好きのユーザーであれば、この時計のスペックをよりしっかりと満喫できるに違いない。

スマホアプリで散歩の記録を確認。通過したルートだけでなく、歩く速度や心拍数、消費カロリーなども表示してくれる。散歩が楽しくなる機能だ。

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