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A.M.I 名古屋パルコ店
山田有紀【今週末までA.M.I30周年フェア開催】アクアレーサーの歴史
タグホイヤー
アクアレーサー
プロフェッショナル200
品番:WBP2450.FT6215
価格:¥588,500(税込)
サイズ:30mm
防水性:200M
パワーリザーブ:40時間
ダイヤモンド:11個(0.107カラット)
タグホイヤーといえば、モータースポーツのイメージが強いかと思いますが、実は海との関わりも大変深いブランドになります。
防水時計の開発を創業当初から行なっており、1895年には防水構造の懐中時計用ケースで特許を取得しました。その後も、1949年には世界初の潮汐表示機構を備えた「ソルナール」、1950年年にはレガッタ(ヨットレース)用の潮汐インジケーターを備えたクロノグラフ「マレオグラフ」を発売しました。1972年にはオーダヴィアコレクションから初のダイバークロノグラフ「11630P」を発表。ちなみにこのPはフランス語でダイビングを意味するplongee(プロンジー)の頭文字に由来します。
そして、1978年、初のダイバーズウォッチとなる「HEUER ref.844」を発表します。
昨年発表された世界限定844本の「アクアレーサープロフェッショナル300 トリビュート トゥ ホイヤー844」はこのモデルをオマージュしています。
1979年には200M防水のクォーツ「1000シリーズ」、1982年にはアップグレードさせた「2000シリーズ」を発表。
1990年代後半まで、タグホイヤーのダイバーズウォッチのデザイン指針であった6大機能を が搭載されています。
ここから2004年まで、アクアレーサーという名称に変更されるまでは3000、4000、6000シリーズとさまざまな個性を持ったシリーズが展開されていきます。
そして昨年2022年、新しくデザインが一新されたアクアレーサー。その最新作がコチラです。
18Kイエローゴールドのベゼルには放射線状にヘアラインが入っており、マットな質感です。
対して文字盤はマザーオブパールにダイヤモンドインデックスで、より華やかさが際立ちます。
ちなみに、先述した2000シリーズはクォーツも自動巻きもデュボア・デプラ2000クロノグラフモジュールを採用しています。これらのモジュールは1970年代後半から始まったレマニアとデュボア・デプラの提携により誕生しました。
ホイヤーがプロジェクトの資金を寄与したため、LWO283と呼ばれる自動巻きムーブメントは当初ホイヤー専用でしたが、1984年にレマニアがホイヤー株をTAG社に売却すると、多くのスイス時計メーカーでこのムーブメントが採用されるようになります。
キャリバー185と呼ばれるクォーツクロノグラフムーブメントは、数年後に発表されるキャリバーS(クォーツベースに機械式クロノグラフモジュールを組み合わせている)の前身といえるものです。
かなりマニアックな内容ですが、このように歴史を辿ってみると見えてくるストーリーがあるのは面白いですね!
商品を詳しくご覧になりたい場合は、プロフィール欄のURLをクリックしてメーカーオフィシャルのオンラインサイトでご覧くださいませ。
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