”シャルル・ベルモ”の功績を称える ~ブルー文字盤~

豊田店

みなさんこんにちは!!!

A.M.I豊田店、岩瀬です!!

 

本日はゼニスのブルー文字盤のモデルについてお話させて頂きたいと思います。ここ1~2年、腕時計業界でトレンドの1つでもある”ブルー文字盤”。トレンドと聞くと聞こえは良いですが、どうしても”流行りもの”というネガティブな一面も持ちます。

しかし、多くのブランドにおいてブルー文字盤は、長年定番カラーであります。更にゼニスにおいてブルーは特別な意味を持つ文字盤カラーです!!!

Chronomaster Open “ブルーダイアル”

Ref:03.2040.4061.52.C700 価格:¥925,000+税

 

1970年代、クォーツショック(安価なクォーツ時計の大流行)により、ゼニスは倒産の危機に陥り、アメリカの企業に買収されます。その際に、その企業から命じられた指令は”一切の機械式時計の製造中止”でした。つまり、ゼニスの代名詞とも言える「エル・プリメロ」の製造中止令です。この時に「エル・プリメロ」に関する製造機械や設計図も全て処分する命令が下ります。

そして時代は流れ、1980年代。
機械式時計の価値が改めて見直された時、再度「エル・プリメロ」にスポットが当たります。しかし、製造機械や設計図は全て処分されて・・・・

 

いませんでした!!!

”エル・プリメロ製造禁止令”が出た際、沢山の機械や設計図が処分される中、”シャルル・ベルモ”という一人の技術者が、こんなことはあってはならないと、会社の命令に背き、一人「エル・プリメロ」の製造機械や設計図を倉庫に隠しておいたのです!

そんな彼の功績により、「エル・プリメロ」は再び製造され、現在に至ります。

ここでブルー文字盤のお話に戻ります。
ブルーはシャルル・ベルモが愛した色でした。そこでゼニスは彼が引退する際にその功績を称え、美しいブルー文字盤の時計を彼にプレゼントしました。

それ故、ゼニスのブルー文字盤には特別な意味がございます。
見た目はただただ美しいブルー文字盤ですが、そこに深い意味が入るとまた見え方が変わってまいります。

Chronomaster 1969 “ブルーダイアル”

Ref:03.2040.4061.51.C700 価格:¥925,000+税

 


その美しさ、深い意味を身に着けて、是非腕に自信を。

 

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