• 時計ジャーナリスト篠田哲生氏が語る「ぼちぼちなゴルファーにこそ使ってほしい」
    • 時計ジャーナリスト篠田哲生氏が語る「ぼちぼちなゴルファーにこそ使ってほしい」
  • 森田大樹
    A.M.I 名古屋パルコ店
    森田大樹

    時計ジャーナリスト篠田哲生氏が語る「ぼちぼちなゴルファーにこそ使ってほしい」

    4年くらい前からゴルフを始めた。といってもラウンドは年に数回なので、一向にうまくならない。
    おまけに愛用していた明治神宮外苑のゴルフ練習場がついに閉鎖となってしまい、
    ますますゴルフ熱が冷え込んできた。これはいかん。もうちょっと力を入れて取り組まねば。

    そう思っていた矢先に、GPS機器のパイオニアであるガーミンから、
    新しいゴルフウォッチ「MARQ GOLFER」が発売された。

    かくいう自分もガーミンの機器にはお世話になっていて、
    スマートウォッチでもある「アプローチS60」や大型画面のゴルフナビ「アプローチ G80」を愛用中。
    しかし購入してからだいぶたっていたので、そろそろ新型をと思っていた矢先だった。

    しかし心配なこともある。樹脂ケースの「アプローチS60」はとても軽いので、着用してプレーしても何の問題もない。
    しかし新型のMARQ GOLFERは、グレード5チタン素材とはいえメタルケースなので、着用感が異なるだろう。

    ガーミン
    MARQ GOLFER
    デジタル、Tiケース、ケース径46㎜、100m防水
    ※クラブトラッキングセンサー「アプローチ CT10」が3つ同梱される

    GARMIN
    MARQ Golfer (Gen 2)
    品番 010-02648-C2
    ¥330,000(税込)

    【お支払い例】
    12回払い
    初回27,500円

    月々

    27,500円×11回

    ゴルフ場のデータとGPSデータを解析して、現在地からグリーンまでの距離を表示。

    数字が3つあるのは、グリーン奥、グリーン中央、グリーン手前までの距離ということ。

    手元に届いたMARQ GOLFERは、チタンケースらしいマットな質感ながら高級感がある。
    しかも驚くほど軽いので、これならゴルフウォッチとして問題なさそうだ。

    さらにストラップは二種類付属している。デフォルトはジャガード織のナイロンストラップ(グリーン)だが、
    ラウンド中の汗や雨を考慮し、ラバーストラップに変更する。道具不要で簡単に交換できるのも嬉しいポイントだ。

    ちなみにベゼル部分はセラミック製になっており、
    デジタルツールというより高級スポーツウォッチの雰囲気に近いだろう。

     しかもショットを記録するためのクラブトラッキングセンサー「アプローチ CT10」も3つ同梱する。
    といってもすでにCT10は全クラブに取り付けているので、
    付属品は使わずに自分のセンサーを時計と同期させる。
    あとはフル充電にして準備完了。あとは実戦で試すのみである。


    着用感などを考慮し、ストラップはラバーに変更してラウンドに臨んだ。

    上手く狙った場所に打てるとは限らないけど、とりあえず池に入らないような距離感で打つ。

    そういった戦略の組み立てにも、MARQ GOLFERは役に立つ。


     よく晴れた4月。友人を誘ってゴルフに行く。調べてみたら、なんと一年ぶり。
    練習もほとんどやっていないことを考えると、良スコアは望めない。といっても元々下手なので気にすることはないのだが。

     ゴルフ場についたらMARQ GOLFERのゴルフモードを起動し、ゴルフ場のデータを読み込む。
    さらにはガーミンのサブスクサービスである「Green Contour」に入っておいたので、これも起動させる。
    このサービスはグリーンの傾斜情報がわかるというもの。毎回パッティングにも泣かされるので、ちょっとでも役立てようと入会しておいたのだ。

    毎秒8mの強いフォローの風が吹いている。ゴルフとは自然との闘いだが、

    戦いを優位に進めるためには、文明の利器が必須である。

    サブスクサービスのGreen Contourに入ると、グリーンの高低差がわかる。

    パッティングだけでなく、グリーン周りからのアプローチの際にも役立つ情報だ。

    毎回打つ前に、MARQ GOLFERでコースを確認する。狙ったところに打てるほどの腕はないが、
    バンカーやハザードへの距離がわかれば、クラブ選びの参考になる。

    それに当日は風が強かったので、風向きと風速が出てくる「風速」モードはかなり役にたった。
    また下手くそゴルファーは谷や森に打ち込むことが多いが、
    「PinPointer」機能を使えば現在地からピン方向を教えてくれるのも嬉しい。

    なにせ皆はフェアウェイなのに、自分だけ斜面をハイキングってことが少なくないのでアドバイスしてくれる人がいない。
    となると頼れるのは、MARQ GOLFERのみ。
    デジタルの力を借りないとスコアメイクもままならないのだ。
     結果から言うと、もちろんスコアはさんざん。ハザードまでの距離がわかっても、
    風にあおられて右へ左へ、奥へ手前へと大暴れ。

    Green Contourのおかげでグリーンの傾斜はわかっても、
    風速8mを超える風の影響でパッティングも乱れ放題。
    そんな悪コンディションであっても、パーを一つとることができたのは、
    ひょっとするとMARQ GOLFERのおかげだったのかもしれない。

    スマホアプリGarmin Golfなら、ラウンドの結果が可視化できる。

    奇跡のパーは3番ホール。追い風を利用し、7番アイアンでワンオン。

    Green Contourで高低差を読み取り、パッティングでカップの近くに寄せ、難なくパー。100%デジタルツールのおかげです。

    そして帰宅後はMARQ GOLFERと連動させたスマホアプリ「GARMIN Golf」で一人反省会。
    CT10がどこからショットしたかを記録しており、フェアウェイキープ率や最長飛距離、
    ショットの概要などを分析してアドバイスをしてくれる。
    これを意識して次の練習やラウンドに生かしたい。

     ゴルフはどうしても経験の差がスコアにつながるスポーツだ。
    しかしその経験の少なさはデジタルギアが補完してくれる。
    MARQ GOLFERは、多忙なゴルファーにこそ使ってほしい時計である。

    [ スタイル ]

    フォーマル

    カジュアル

    [ 見た目 ]

    シンプル

    複雑

    [ デザイン ]

    クラシック

    モダン

    [ 美しさ ]

    装飾美

    機能美

    [ ブランド ]

    ステータス

    マニアック

    [ 防水 ]

    日常生活

    プロ仕様

     

    おすすめしている商品

    010-02648-C2
    Ref:010-02648-C2
    定価¥330,000(税込)
「A.M.I公式アプリ」はGoogle Play、App Storeから無料でダウンロードできます。
Sinn DEPOT Nagoyaのボタン画像
Sinn DEPOT Nagoyaのボタン画像
TOP