ボール・ウォッチ独自のテクノロジー①

BALL WATCH(ボール ウォッチ)

こんにちは!

今日はボール・ウォッチのテクノロジーに関して!

以前の

ボール・ウォッチの歴史!

に続いて今日は・・・

ボール・ウォッチのテクノロジー!

「あらゆる過酷な環境の下で正確に時を告げる」

ボール・ウォッチがかか月このアイデンティティを実現するために、次々と考案されてきたの独自テクノロジー!

その要点は・・・堅牢さと高精度

これは優れたボール・ウォッチが備えるべき脂質の根幹を成すポイントです。

そんばボール・ウォッチが誇る独自のテクノロジーをご紹介していきたいと思います!

1、耐衝撃性

セーフティーロック・クラウンシステム

時計が1個の金属の塊から構成させていれば、耐衝撃性を発揮する事はそれほど難しくありません。

しかし、現代の時計の多くが風防を留めるためのベゼルとミドルケース(メインケース)、そして裏蓋に相当するバックケースで

構成される3ピース構造です。

更に、そこから巻き芯を介してムーブメントまで直結するリューズこそ不意にぶつけてしまう危険度が高いウィークポイントとなっています。

多くのメーカーが採用するリューズガードはリューズ全体ではなく、リューズの付け根部分を保護しているだけに過ぎないという考え方のもと

ボール・ウォッチは独自のセーフティーロック・クラウンシステムを開発しました。

エンジニアハイドロカーボンで採用されているこのテクノロジーはリューズガードを跨ぐように取り付けられているカバー部分は、リューズを完全にねじ込まない限り、閉じる事が出来ない構造にする事でヒューマンエラーによる締め忘れを防止出来る部分も魅力です。

そして、近年は更なる耐衝撃性アップを図るために様々な新しいテクノロジーも生み出しています。

アモータイザー衝撃吸収リング

耐衝撃性や耐震性能を高めるために、外部からの衝撃を緩和させる事が出来る白色のエラストマー素材の部品をムーブメントホルダーの

内側に埋め込んだのがアモータイザー衝撃吸収リングです。

そんなアモータイザー衝撃吸収リングを搭載していて、同じくアモータイザーの名前で世界で初めてボール・ウォッチが

開発に成功し特許を取得したのがコチラ・・・

アモータイザー耐衝撃システム

自動巻き時計の巻き上げ司るローターを縦と横の衝撃から保護する事を目的として開発されたテクノロジーは

写真の裏蓋のプロペラをモチーフにした回転盤をオンオフ切り替える事によりローターのロックを制御して

ローターに起因して起こる破損を防ぐ構造です。

そして、横の衝撃に対してはアモータイザー衝撃吸収リングが衝撃を吸収、ムーブメントへの負担を軽減させます。

ちなみにロック時には、5.2Mの高さから自由落下させても動作を確認出来たそうです。

話しは戻ってエラストマー素材を使用した吸収リングが更にパワーアップして開発されたのがコチラ

エラストマー耐衝撃リング

同じリングという名前ですが、進化したエラストマー耐衝撃リングはムーブメントの周りを赤いエラストマーで完全に覆う仕様として開発されました。

エンジニアハイドロカーボン デブグル 世界限定1,000本の2本でしか搭載されていません。

衝撃を受けた際にもその衝撃を逃がすために、時計内部のムーブメントが若干可動するように設計されており、それに伴いリューズ周りの部品も

その動きに対応出来る構造になっている優れものです。

そして、衝撃時に起こりえる緩急針の動きを防ぐために考案されたのが・・・

  

スプリングシール(緩急針を固定)

衝撃により緩急針がズレる事で起こる時間のズレを防ぐために考案されたテクノロジーはムーブメントに組み込まれた2本のネジを外さない限り緩急針の調整が出来ないように設計されています。

かなりマニアックな内容になってきていますが、時計の構造を何となくでも理解している方であれば非常に画期的で面白い構造です!

今回は耐衝撃性でしたが・・・

耐磁性や精度、視認性や防水性などに関しても少しずつご紹介していきたいと思います!!!

では。

野間口 慶太

野間口 慶太

【取得資格】
CWC 上級認定ウォッチコーディネーター
ブライトリング  セールスマスター
        メカニカルクロノグラフマスター
        トップガン

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